2012年6月7日木曜日

7/8 『エネルギーを自給自足できる暮らし、地域づくりを目指して』

『エネルギーを自給自足できる暮らし、地域づくりを目指して』
日時:平成24年7月8日(日) 午後7時より
場所:串本町役場古座町舎 3階
主催:NPO法人 ガイア
協力:守.jp  自然を守る串本の会

木村 俊雄さん 47歳
東京電力福島第一原発の元炉心設計技術者で、18年間勤務。
在職中は、原子炉内部にあるウラン燃料の配置の並べ替えをしていた。
出身は福島県双葉町。
家は原発労働者が泊まる宿を営み、早くから母一人子一人で「東電さまさま」を身にしみて育った。
中学を出ると東京に出て、東京電力が運営する企業内学校「東電学園高等部」へ。
「寮費、授業料、制服代、車の免許取得費など、すべて無料。月給も出ました。」
卒業後は新潟・柏崎原発へ。
新潟に「原発の火」をともした1号機の試運転班に入り、
一貫して原発の原子炉と付き合った。
福島第一原発に転任後は、原子炉のシステム設計、
管理にあたる約30人のチームで主任を任された。
疑問を感じ始めたのは、いつごろだったのか・・・
10年前、36歳で退職。
家でバイオ燃料を作り、八百屋で働いて生ゴミのリサイクルに取り組んだ。
2010年10月、福島第一原発から西に15キロの荒れ地を借りて開墾。
併せて太陽光発電装置の販売を始め、種芋を買ってきたところで、「3.11」が起きた。
現在は高知県土佐市にある海辺の過疎集落に移り、
太陽光パネルを付け、極力、電気は使わない。
エネルギーを自給自足できる暮らし、地域をつくっていくことを目標に取り組んでいる。

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